旅の記録

西遊記2022〜2023-2(早朝の鳥取砂丘)

◆12月31日(土) 前編

出雲大社は元旦には混むのが予想されるので初詣ではなく大晦日に参拝するのが私にはベストチョイス。
鳥取から出雲大社まで、9時32分発14時37分出雲大社前。
これより遅く着くとお参りしている間に暗く寒くなるので避けたい。

というわけで、鳥取の観光時間は9時まで。
砂丘なら行けるかもと思いバスを調べると6時34分に宿の近くから出るバスが砂丘の手前まで行くらしい。ところがバス停に着いて時刻表を見ると34分発はなく、早くて一時間後。これでは間に合わない。

歩いたら一時間はかかりそうだけどとりあえず行ってみるか、と思ったところへ、遠くから猫バスみたいにライトを光らせたバスが来た!
降りる予定だったバス停と同じような名前が続いたのでボタンを押して前の扉へ。
運転手さんに「鳥取砂丘に行きたいんですが、ここで降りて合ってますか」と聞いたら「ええーー」と驚かれました。まあ、大晦日の早朝に女一人直通のバスでもなく砂丘に行きたいだなんて、驚かれてもしょうがない。
「ひとつ前のバス停の方が近いですけどね。遠いですよ」
「いいんです。降りてから歩くのは承知してたので」
というと丁寧に道順を教えてくれました。





バスを降りてからまた20分以上歩いたけど、運転手さんの丁寧な説明のおかげで迷わず砂丘に着きました。帰りのバスは8時28分。



30メートル位あるかなあ、巨大な砂の壁
だだっ広くて高い砂の丘を登る。スノーブーツがここで活躍。新雪みたいな踏み心地の砂地を、登りは前重心、下りは後ろ重心にするとラクダ。
そうそう、ラクダに乗ることもできるらしいけど、なにせ早朝だし年末なのでいなかった。
砂丘から眺める日本海は豪快で、復活の日の草刈正雄さんになった気がしました。

そうこうしてるうちにバスまであと30分。入り口とバス停のある出口は違うし、砂の丘は険しく汗だくになりながら歩き続けて、なんとかギリギリ間に合いました。

鳥取駅飾られていた砂のアート。

そんな大冒険から、旅は出雲へ続きます。

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