音楽のこと

好きなヴォーカリスト男性編

3年前コロナで外出できない時期にバトンが回ってましたね。あの時は好きな女性ヴォーカリストを選びましたが、今日は男性編。

【さだまさし】

小学5、6年生の頃、兄の影響でグレープを聞いたのが最初です。家の事がいろいろ重なって長野の親戚のうちにお世話になってた時は、グレープのEP「朝刊/交響曲』を買ってもらって聞いてました。

3つくらい下の従兄弟が当時「東村山音頭」のレコードにハマってたので、隙を見てお願いして、さださんを挟んでました。

野球を好きになったのも、さださんが野球好きでフリーフライトというチームを持ってて、その影響が大きかったな。

「帰去来』「風見鶏」「私花集」まではそれこそすり減るくらいまで聴いてさだまさし一色。声も歌も顔も全部好きでした。

多分「関白宣言』あたりで冷めました。

でも、さださんのどこまでも伸びるハイトーンな声はやっぱり好きだな。

今でもお茶の水で降りると「檸檬」が、日曜日に公園に行けば「SUNDAY PARK』が、梅雨が明けると「つゆのあとさき」が脳内再生されるのです。

「尾崎豊」

同い年だったので、絶頂期はどちらかというとタイプじゃない、苦手な感じでした。クラスにいても一言も会話しない、みたいな。

ただ、尾崎豊好きな友人とカラオケに行くうちに歌ってみたくなり、癖になる節回しが歌うと気持ちいい、好きかも、と思った矢先に亡くなってしまい、喪失感も相まってそこからCDを買って聴き込みました。

今でも時々YouTubeなどでライブ映像を見ると引き込まれます。正に全身全霊で歌う、叫ぶ、語りかける。生き様そのもの、激しいのに言葉は繊細で思いを届けたい意思を強く感じるのです。

いなくなってもそこにいる感じで気づいたらあの日から30年以上経つのですね。

「藤原聡」

ひげだんのボーカルさんです。2020年冒頭から聴き始めたので、コロナの年数=ひげだんファン歴という感じです。

20数年ぶり位に、聴いた途端に好きになる予感がしたのは藤原さんの声と、ちょっと懐かしさのあるアレンジと、誰かがラジオで言ってたけど「散歩する時に聞きたい」曲のテンポ感。

作業に没頭したい時、もやもやを吹き飛ばしたい時、テンションあげたい時はヘッドフォンを耳に突っ込んでひげだん聞くとはかどります。

コロナで誰とも会わなくても健やかでいられたのはほんと彼らのおかげです。

藤原さんはキーが高いので、聴いてもいいけど、女性が歌っても心地よいと思います。そこポイント高いです。

そんなわけで、好きな男性ボーカルは歌うだけでなく作詞作曲を自分で手がける3人でした。

言葉の選び方、韻の踏み方、ストーリー性のある世界観を持っていて、それを唯一無二の最適なメロディに乗せて歌う、

好きな音楽は体に染み込ませたい忘れたくないです。記憶力は衰えていくし、世の中の変化も大きいけど、例えば電気が使えなくて、音楽が聴けなくても自分で歌ったり脳内再生して楽しめたらいいなと思います。

そんなふうに音楽を蓄積して生きていきたいと思う今日この頃です。

※写真は拾い物です。

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