音楽のこと

ヒゲダンを見た!

ようやく念願のヒゲダンライブを見ることができた。オンライン配信ライブ。
https://special.higedan.com/feature/onlinelive2020

あえて触れなかった2019年
ヒゲダンはすごい人気があってミュージシャンがこぞって絶賛してるというのは知ってたけど、去年はあえて手を触れないというか、リバプール行きで覚えなきゃいけない曲がいくつもあったので、焦らず「いつか」を待って過ごしていた。

秋になって色んな事が一段落した時に、ヒゲダンがテレビでインタビューを受けてるのを見た。若くて仲がよさそうで、「髭が似合う年まで一緒に活動したい意味をバンド名に込めた」なんていう話をしてて、好感を持った。ボーカルがピアノ男子ってのも気に入った。

どんどんとヒゲダンにはまった2020年初頭
とはいえ年末までは落ち着いて聴くことができず、結局ちゃんと聴き始めたのは2020年1月に入ってからだった。Apple MusicでまずTravelerを聴いた。聴いたことある曲がいくつもあって、その間に挟まれている曲もどれもかっこいい!今度はYoutubeで、PVを繰り返し見た。

そのうちYoutubeで過去のライブ、まだデビューしたての頃のイベント会場とかショッピングモールとかで4人で演奏していたときのもの。とにかく演奏している姿が楽しそうで同じステップ踏んだり同じ曲でもアコースティックバージョンがあったりして見てて飽きない。1月は毎晩のようにYoutubeを2時間位見てた。

そして次々に他のアルバムも聴いてPVとYoutube見て体内にヒゲダンを吸収していった。1月末にツアーの横浜アリーナの追加チケットが販売されたので申し込んだが外れた。何としても生でヒゲダンを見たくなり、Fanclubに入会した。

ヒゲダンはすっかり生活の一部になった。特に活躍するのが、土曜日に父親の家の掃除をする時だ。イヤフォンから流れる曲でノリノリになったり失恋ソングで切なくなったりしながらだと掃除も洗濯もはかどり、アルバム一枚終わるころには掃除も一段落していた。

コロナでライブが・・・
ファンクラブに入会したおかげで、5月の横浜アリーナのチケットも入手することができた。よーし。ライブまでにすべての曲を体に叩き込むぞー!と意気込んでいたころに忍び寄ったのはコロナだ。3月に入ってからは自分のバンドのリハやライブも見送ることが増え、ついにはオリンピック開催も怪しくなってきた。

4月7日に緊急事態宣言が発令されて、STAY HOMEの日々が続いた。仕事は元々うちでやるので思ったほど平日の生活のリズムは変わらなかったが、何より変わったのは週末だ。野球も試合はもちろんダメなので集まれるメンバーだけで控えめに練習をする程度。音楽活動はライブハウスでクラスターが起きたこともあり営業ができない状態になった。そんなわけで週末も家にいることが多くなった。せいぜい河川敷を散歩する位しか気楽に外出できない。

毎日のように耳にする感染者数とか死者数。コロナを理解できない父親は無観客の大相撲を見て「なんだ、人が入ってないな」とのんきだったが、そんな父親を感染させてはいけない。週2で通うデイサービスに迷惑をかけてもいけない。なにより自分が感染しては父親に食事を作って持っていくこともできない。そう考えると小さいながらもストレスが溜まっていた気がする。

あの頃聞いていたのはヒゲダンのFanclubで配信しているメンバー達のトークコンテンツ。毎晩寝る前にひとつダウンロードして15分位それを聴くと楽しい気分になり安心して眠りにつけた。

そうやって少しずつヒゲダンは私の中に浸透していったのだが、楽しみにしていた5月のライブは当然のように延期になってしまった。オリンピックも延期、HIPSで行くことが決まっていたリバプールのビートルウィークも当然のように延期が決まり、なにも予定のない夏が訪れた。

ようやく少しずつ
7月に入るとヒゲダンのテレビ出演が次々に発表された。もちろん欠かさずオンエアーをチェック。そして8月に入ったところでオンラインライブが発表され、私の新たな楽しみが生まれた。

そして今日、オンラインライブが配信された。
2時間、部屋を真っ暗にして画面にかぶりつきで見た。サポートメンバーを含めた仲の良さ。楽しさ。なにより楽曲の良さに大満足。ライブっていいな。完成された音源もいいけれども、ライブならではの音のバランスとか曲間のつなぎの妙とか異なったアレンジの楽しさとかを味わえる幸せ。そして演奏している彼らの幸せそうな顔を見るのも嬉しい。
次こそはほんとにライブ会場で見てみたい。そんな日が早く訪れることを切に願う。

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