カスバコーヒークラブといえば、ビートルズの前、クオリーメンの時代に出演したライブハウスで、メンバーが内装のペンキ塗りを手伝ったことがある、といううっすらした知識のみで訪れた。カズさんのガイドでそれぞれの部屋の詳細なエピソードもとっても面白かったし、若き日のメンバーがここであれこれ話をしたり歌ったりして過ごしたということを創造するだけでもわくわくする場所だ。
着いた時にはまだ明るかったが、さすがに午後9時を過ぎていただろうか。あたりも暗くなりうっそうとした木に囲まれた静かな館は趣がある。

そして、バンドの演奏が始まった。初めにDOWN BEATさん。実力派揃いのメンバーだけに、その場にすっと馴染んでバンドの音を聞かせてくれる。さりげなくといってもちゃんと衣装がデビュー前の革ジャンで揃えているのはカスバに対する愛もあるのだ。

次にわれらがストロベリーツインズ。狭い部屋に6人立つだけでも大変だし、全員の音が出せるのやらと心配だったがなんとか準備完了。The Words、Do You Want To Know A Secret、 One after 909 の3曲を演奏。バンドとしてリバプール到着後初の演奏となったが、ライブからも少し離れていたし、ちょうどいいウォーミングアップという感じになった。

中の写真は撮ってもいいけどアップはダメとのことなので控えめに、でもヘフオの記念撮影だけアップさせてくださいませ。彼にとっては久しぶりの帰国だからね。ゆっくり堪能できたかな。