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リバプール滞在記1-出発

4時に起床し、コーヒーを飲んで出発。夜中に雨が降ったが出がけにはやんでいた。8時に空港着を目標として移動。日暮里でコーヒーとおにぎりを買ってタイミングよくスカイライナーに乗車。予定よりもだいぶ早く7時8分には第二ターミナルに到着し、由美さん&ゆうじさんと合流した。メンバー皆予定より早めの到着。4万円分をポンドに換金。一週間これで足りるのだろうか。

チェックインは事前に済ませてくれていたので、荷物を預け10時GATE前集合ということでいったん自由時間に。海外旅行自体ホントに久しぶりで手続きやらなにやらおんぶにだっこなのに一人になるのは不安だったが、成田空港に来るのも超久しぶりなので自由を満喫してデッキに出て飛行機を眺めたり売店をぐるぐる回ったりして過ごしていた。

いざ出発GATEに向かうも案の定方向を間違え、10時ちょいすぎに皆のいるところへ合流。皆で集合写真を撮っているところへ今回リバプールに行くもう一つのバンドBBCatsが飛行機に乗り遅れたという一報が入る。理由はわからないまま機上の人となる。
飛行機に乗る手前。ICHIROがお見送り。

 

FIN AIRはとてもきれいで気に入った。座席はエコノミーだから狭いけど、離陸から着陸までずっと外のカメラで見えるので何かが起こっても把握できるし安心だ。離陸してしばらく揺れていたが、収まった後に機内食を食べて一段落。ビートルズのドキュメンタリーを見て過ごす。内容はアンソロジーで見ている感じなのでなんとなくわかるけれどもBGMがビートルズではないので楽しくない。何度も寝落ちしていた。

9時間の長旅を終えて17時にヘルシンキ着。空気がひんやりとする。初めてのヨーロッパ。乗り換えまでの時間が短いため急いで移動。みなとはぐれながらもなんとか次のGATEへ。トイレに入ったらスイッチがとっても素敵なデザインだったがその時はスマホを持っておらず撮影できなかった。帰りには絶対撮ろう!

いよいよイギリスに向かう飛行機に乗り込む。先ほどのジェット機より二回り小さく、乗り心地は飛んでいるというよりは新幹線で移動している感じだ。ここから3時間。あと少しでイギリスだ!

いよいよマンチェスター空港に着陸。ヘルシンキと比べて古い。入国審査で時間を取られる。通常日本人を含め12か国だったかな、入国審査がかなり簡単だそうなのだけど、私達は今回観光ではなく演奏目的ということなのでビザもちょっと特別なのだ。順番を待つだけでも20~30分位?さらに審査で10分位かかったかな。ようやくOKが出ていざイギリスへ!

同行の皆さんがその間に荷物を全部受け取ってくれていたのだけど、なぜかゆうじさんの荷物が一つ足りない。どうやら前の空港で引っかかったらしい。その間にヘフオ(ベース)のふたをあけて無事を確認。この子さえ無事なら何とかなる。他のみんなもケースがちょっと剥げたりとかあったけど楽器そのものは大丈夫そう。ゆうじさんの荷物は後日寮に送ってもらうことになり、私たちは今回お世話になるカズさんの待つバスへ。

バスに乗り、一路リバプールへ。高速道路の左右には畑が広がり、わらの塊が点在している。20分位過ぎると可愛い街並みが見えてきて、左手出口から高速を降りた瞬間にもうおとぎの国ような世界が広がっていた。

市の中心に入ると古い建物が多い。工事現場もたくさんある。30分ほどでアデルフィホテルの隣にある、今回の廃材場所となる学生寮に到着。荷物を降ろして寮に入り、カギを受け取る。開けにくいと評判の悪い碁石のような黒いカギだ。1Fから2Fへは貨物用エレベーター。そこから中庭に出て左に回り、滞在する建物へ入る。5Fが私達一行のスペースだ。

部屋は個室で思ったよりもキレイ。カギで緑のボタンを押すとジーっと音がするので、カギを離して右に回すとカチャっと音がして開く仕組み。カチャが1回で開くのか2回で開くのかよくわからないけど、とにかく何とかなりそうだ。占めるときは左回り。

それぞれの個室の奥に共同のスペースがあり、キッチン、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、ポットなども備え付けである。ソファとテーブルもあって、ゆったり過ごせそうだ。窓の外にはリバプールが広がる。ちょっとした留学気分が味わえそうで楽しみだ。

さて、一息つく間もなく一行は再びバスに乗り次の目的地カスバクラブへ。

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